田んぼに「アマビエ」あらわる コロナ禍終息へ「道の駅 中山盆地」から望む

群馬県高山村 2020年の田んぼアートは「アマビエ」

 新型コロナウイルスの影響が世界的に広がった2020年。都道府県境をまたぐ移動の自粛要請が解除された6月下旬に群馬県高山村の「 中山盆地」を訪れたところ、見えた田んぼに何かの模様が浮かんでいました。

群馬県高山村の「アマビエ」田んぼアート
群馬県高山村の「アマビエ」田んぼアート。

「アマビエ」の絵と「祷」の文字です。

 アマビエは、江戸時代後期に製作されたとみられる瓦版に類する刷り物に、絵と文とが記されている。肥後国(現・熊本県)の夜ごとに海に光り物がおこったため、土地の役人がおもむいたところ、アマビエと名乗るものが出現し、役人に対して「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作がつづく。しかし同時に疫病が流行するから、私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行ったとされる。

Wikipediaより

「祷」は、「神に訴え祈る」(小学館「デジタル大辞泉」)という意味がある漢字。

群馬県高山村の「アマビエ」田んぼアート
群馬県高山村の「アマビエ」田んぼアート。

 群馬県高山村の田んぼアートではこれまで、群馬県のマスコットである「ぐんまちゃん」や干支などが主に描かれてきましたが、2020年は疫病退散を願う「アマビエ」。実りの秋を迎え、その姿がはっきり見えてくるころには、祈りが通じていること、普通にまた旅へ出かけられる状況になっていることを願うばかりです。

群馬県高山村「道の駅 中山盆地」

 この群馬県高山村の田んぼアートは、「道の駅 中山盆地」からきれいに見えるよう描かれています。背後の山は、かつて火山だったという小野子山(1208m)。ちなみに、上の写真では入っていない左側には、同じくかつて火山だったという子持山(1296m)も双子のようにそびえていました。

群馬県高山村「道の駅 中山盆地」
群馬県高山村「道の駅 中山盆地」。

 なお「道の駅 中山盆地」は群馬県道36号線(渋川下新田線)沿いにあり、温泉施設、遊具施設がある緑地広場や足湯、宿泊用コテージなども用意。またすぐ近くの地下を、上越新幹線の1万4857mという長いトンネル(中山トンネル)が通っています。

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